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“終活とマズローの欲求5段階説:幸せに生きるために必要な習慣”

私は昨年に引き続き、今年も終活についての企業研修を行いました。その際に使用した「5つの段階」が高評価をいただき、その内容を皆さんと共有したいと思います。

 

まず、なぜこの「5つの段階」が受講者に響いたのか、その理由をお伝えしたいと思います。

私たちは日々の生活の中で、自分がどう生きたいのか、どう過ごしたいのかを考える時間が少ないかもしれません。しかし、終活を考えることで、自分の生き方や価値観を見つめ直すきっかけを持つことができます。この研修では、終活を通じて「わかっている」ことと「考える」ことの違いを体験する機会を提供したいと思い、「5つの段階」を解説しました。

 

マズローの欲求5段階説は、人間の欲求を5つの段階に分けた理論です。生理的欲求、安全の欲求、所属と愛情の欲求、自尊の欲求、そして自己実現の欲求という5つの段階からなります。これらの欲求は、人間が幸せに生きるために必要な要素を示しています。一段ずつ欲求を満たしていくことで、最終的には、自分らしく生きることに向かっていくという理論になっています。

 

それでは、終活とマズローの欲求5段階説がどのように関連しているのか、以下に詳しく説明します。

 

  1. 生きるための基本ニーズ

まずは、自分へのご褒美について考えてみましょう。誰と、何を食べたいですか?これは、自分自身を大切にするための第一歩です。自分が何を好きで、何を楽しむのかを知ることで、自分自身を理解し、自分らしく生きる道を見つけることができます。

 

  1. 安心して過ごすためのニーズ

次に、どこでどのように暮らしたいか、考えてみてください。自分がどのような環境で生活・居場所を望んでいるのかを理解することで、自分の生活をより良くするための具体的なステップを見つけることができます。

 

  1. 繋がりを求める気持ち

人間は社会的な生き物です。どのような人たちと一緒に集いたいか、考えてみてください。人間関係は、私たちの生活の質を大きく左右します。良好な人間関係を築くことで、自分自身が幸せであると感じ、人生をより豊かにすることができます。

 

  1. 認められたい気持ち

自分の人生で一番ほめてあげたい出来事は何ですか?

自分自身の成果を認め、自分自身を褒めることは、自尊心を高め、自己肯定感を強化するために重要です。

 

  1. 自分らしく生きること

最後に、気になること、やればよかったと思うことは何ですか?これらのことを考えることで、自分自身がどのように生きたいのか、どのように行動したいのかを明確にすることができます。

 

「自分らしさ」は、時には難しい挑戦となることもあります。周囲の雰囲気に流されてしまうと、自分らしさを保つことが難しくなる瞬間もあります。また、「自分なんか」と自己否定的な思考に陥ることもあるでしょう。しかし、私たちの生活は、日々の習慣に少しずつ変化を加え、新鮮な経験を楽しむことで豊かになります。一緒に、そのステップを踏み出しましょう。

 

あなたが自分らしく、幸せに生きるための一歩を踏み出すことができるよう、これからも情報を発信していきます。今後ともよろしくお願いいたします。