突然の自宅焼失。 建て直すのか。更地にして売るのか。どうします?
火事に合うことは考えたくないものです。
しかし、ニュースで火事の話を耳にすると、どうしても不安になってしまいますよね。
発生頻度は低くても、経済的と精神的にダメージが大きい突然の自宅焼失。
更新手続きを前年同様とし、補償内容を理解していない、覚えていないという火災保険で大丈夫ですか?
現在、自宅を失った相談事が2件寄せられています。
突然の自宅焼失における火災保険について共有しておきましょう。
建て直し事例 【なぜ、放火を疑われたの?】
平日の午後3時、留守中の築40年の自宅が全焼。
加入していた火災保険は、パンフレットのモデルプランで保険金額や特約、年間保険料は高額。
持ち主は、営業職員の成績になればとお任せで、火災保険の中身を把握していませんでした。
出火原因が不明だったことから、自らの放火を疑われ連日警察の取り調べを受けることに。
友人に励まされ建て直しを決断。
更地事例 【火災保険金は修繕や再建にしか使えないの?】
出火の原因となった家に対し損害賠償を問うことができない「もらい火」で自宅が半焼。
消火活動の状況によって被害は半焼扱いでも、住める状況ではなかった。
体力・気力を失い、避難した賃貸住宅をわが家に決めました。
火災保険は、
- 火災保険に加入していれば、もらい火も補償対象に含まれる
- 保険金の使い道は自由
- 火災保険金に税金はかかりません
私たちの生活は様々な場面で「今までと同じ環境」からの変化に迫られています。
生きていく上での環境が変わるのであれば、「これからはどう在りたいのか?」を誰もが考えなければなりません。